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年末の大そうじ

  • 執筆者の写真: 919aurora
    919aurora
  • 10月31日
  • 読了時間: 2分

[2025.10.31]

カップ麺で、おめでとうございます。

11月から

世間にあわせるとなにかとわずらわしいので、

ここ何年かは自分の中では11月1日を新たな年の始まりということにしている。

年が変わるとなれば、やはりなにかと整理することも多くなる。

掃除などもその一つだが、大掃除をするとなると時間も手間もめんどうなので、

日頃からちょこちょことやることにしている。

それでも先日、来客に「思ったより床が汚れている」と言われてしまったぐらいテキトーにではある。


怠け者の掃除

振り返ってみると、学校や会社での強制された清掃作業はいつも逃げ回ってサボっていた。

単なる怠け心から来ていたのだろうが、たぶんシステムによって強制的に要求される作業への反発だったのだろう。

でもそれが不思議なことにいつの間にか、毎朝起きてからまず簡単なベッドメイクをするのが習慣になってしまった。

自分でも笑ってしまうのだが、昔のように掃除を避けることはなくなり、日々計画的に小分けして清掃している。

作業そのものも嫌々やっているのではなく、ほとんどの場合かすかではあるが喜び?を持ってやっていること

に気づく。少し不気味。

特に隅の細かいところがきれいになっていく様は心地よい。「神は細部に宿る」かな。

いや、細部こそがメインなのが私のような怠け者の掃除方法である。

クルマ洗いはタイヤ、窓拭きは桟に近いところ、家の中はトイレをきれいにすれば、あとは手を抜く。


神聖な儀式へ

強制されない清掃は、物や家がきれいになることの心地よさももちろんであるが、同時にその動作の反作用として自分の心や精神にも働きかけてくる。

視覚を通してだけでなく、空気の流れ、温度や湿度、におい、などの情報が立体的に自分を包み込んでくる。

こうなると単なる作業ではなく、神聖な儀式になる。幸せな人だな。

さて、明日11月1日は私にとっての新年。

Novemberは古代ローマ歴では9番目の月ということらしいが、Nov-(new)も入っているから新しい年にしてしまおう。

今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。


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